こんにゃくの歴史について

こんにゃくは、私たちの生活の中に入ってきてずいぶん長い歴史がありますが実際にはどれぐらいの歴史があるのでしょうか。少なくとも、最近造られたものではありませんし、かなり古い歴史がある可能性が高いです。

 

しかも、どこで生産されているか知っている人はあまりないでしょう。せっかくおいしく食べるならば、これらの知識を持ったうえで食べることによりよりおいしく味わうことができるかもしれません。そこで、こんにゃくの歴史を中心に説明してきます。

こんにゃくはいつごろから食べられるようになったのか?

手作りこんにゃく

こんにゃくは、日本で作られているものがほとんどですが、もともと日本で作られていたものではありませんでした。中国大陸から伝わったといわれている歴史があります。ただ、明確にいつ伝来されたかなどの詳細が載っているわけではありませんが、昔の中国の書物にはこんにゃくの話しがありますので大陸から来たのは間違いないことでしょう。

 

一番古いもので10世紀後半、つまり日本で言えば平安時代ごろにはすでに食べられていたとされています。その後さまざまな文献に出てきて日本の文献に出てくるのはずいぶん先になります。そのため発祥の地は中国といっても過言ではありません。

 

現在では群馬県が有名ですが、もともと中国地方から伝わってきたとすれば何らかのつながりがあったとも言えるでしょう。日本の書物を見ると、大和草本と呼ばれるものが1709年につくられており、こんにゃくの作り方が描かれています。

 

たとえば、植える場合には日陰に植えても問題ないと書かれていたり、あるいは市場で売られてているものは自家製のものに比べても味がおいしくないなどと書かれているのが特徴です。感触が柔らかく特殊な食べ物として現代に伝わっていますが、昔はこんにゃくはあまり食べてはいけないものとされていた地方もあるようです。発作を起こしたりすることもあるため、あまり食べない方がよいと書かれている書物が確かにあります。

 

もちろんこれは、ごく一部の特殊な例であり、こんにゃくによってだれもが発作を起こすようになっていたわけではありません。

 

その一方で、こんにゃくを薬として用いていたとされる書物が見つかっています。ちょうど江戸時代ぐらいには、さまざまな薬が開発されていましたが、こんにゃくを薬にして飲むことで病気が治るとされていたわけです。このように、現代では考えられないような使われ方をしていた時期があり、まさしく目からうろこといえるかもしれません。

 

日常的に食べられるようになったのは、江戸時代より後になります。もともと日本中でつくられていたものではなく、ごく一部の場所でしか作られておらずそのままかじって食べるわけにもいきませんので、それほど流通しなかったことがうかがえるでしょう。

 

近年になり、注目されているのは一つがダイエットをする場合の効果です。特に女性は、おなかいっぱいまで食べたいけども体重が気になると我儘なことを述べる人もいますので、そのような人のためにこんにゃくを使った料理が非常に魅力的と言えます。

まとめ

こんにゃくは、明確な歴史がわからないものの中国の昔の書物に出てきているのが特徴になります。その後江戸時代になると、日本でもこんにゃくに関する書物が出てきて庶民の間で食べられていたことが書かれています。

 

ただ現代のように、どこにでも売っているわけではなくほんの一部の場所でしか販売されていませんでした。これは、育てるにもなかなか難しくしかも加工しなければならないためジャガイモやニンジンのように簡単に育てるわけにはいきませんでした。

 

本格的に注目され始めたのは、明治以来後になりますが特に戦後になってからと言えるでしょう。こんにゃくを食べることによりダイエットをすることができるため、女性を中心にして人気が出てきたわけです。

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